海外子会社等の国外関連者と取引を行う場合、その取引価格は自由に決めて良いわけではなく、独立した第三者間であれば成立したと考えられる価格(独立企業間価格)に基づいて所得を計算する必要があります。これが移転価格税制です。
独立企業間価格の算定方法には、CUP法(独立価格比準法)、RP法(再販売価格基準法)、CP法(原価基準法)、TNMM(取引単位営業利益法)等があります。
実務では、単に算定方法を知っているだけでは足りず、「自社の取引にはどの方法が適しているのか」「TNMM法を採用する場合、どの利益率を使えば良いのか」といった点が問題になります。
今回はTNMM法を中心に、CUP法・RP法との違いや使い分け、さらにTNMM法を理解する上で重要となるPLI(Profit Level Indicator)やNCPM(Net Cost Plus Margin)について確認したいと思います。
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