GLASIAOUSコンソーシアム 2026年度総会・第40回戦略ワーキンググループ(意見交換会)開催報告
目次
2026年7月15日(水)Microsoft社にて「GLASIAOUSコンソーシアム 2026年度総会・第40回戦略ワーキンググループ(意見交換会)」を開催いたしました。会場参加とWeb参加のハイブリッド形式で実施し、海外在住者も含めて多くの会員様にご参加いただきました。本稿では、GLASIAOUSコンソーシアムの組織・活動としての意見交換会の内容についてご紹介します。
第1部:総会
◆開会挨拶
GLASIAOUSコンソーシアムは発足10年目を迎え、昨年時点でご利用企業数がGLASIAOUS単独で1,000社に達するなど飛躍的な成長を遂げています。
昨今、ホルムズ海峡の情勢をはじめとする地政学的リスクがサプライチェーンに与える影響が注視される中、会員の皆様には、この変化を捉えてクライアント企業のグローバルビジネスを力強く支える重要な役割を担っていただいています。
さらに、最新の生成AI技術の急速な普及に対応し、GLASIAOUSは「GLASIAOUS Copilot」や「AI-OCRサービス」への継続的な投資を進めています。
これにより、コンソーシアム所属会員の皆様がクライアントに対して常に最先端のソリューションを提供できる環境を、今後も一丸となって整備し続けてまいります。
◆GLASIAOUSアワード2026表彰式
GLASIAOUSアワードでは、コンソーシアム内部での会員様の活動や成果を具体的に紹介し、優秀な取り組みの共有によりコンソーシアム全体のサービス向上を図ってまいります。
以下の4部門で表彰を行いました。
Excellent Partner Award
受賞:東京コンサルティンググループ 様
グローバル企業に対し、27か国のサポート体制とGLASIAOUSを活用したワンストップ支援を展開。現地での事業成長を支える高付加価値なサービスをご提供いただきました。

Client Acquisition Excellence Award
受賞:税理士法人日本経営 様
フィリピン・インドへの進出および日本へのインバウンドを強みとし、GLASIAOUSを活用した高い実績のもと、多くの企業の価値創造に貢献いただきました。

Strategic Partner Award
受賞:株式会社グローバル・パートナーズ・コンサルティング 様
セミナー開催やM&A調査の共有など多角的なアプローチを展開。高い専門性を活かしてGLASIAOUSの普及やコミュニティの基盤構築に貢献いただきました。

Business Synergy Award
受賞:辻・本郷税理士法人 様
AI-OCR機能のベータ版評価から正式導入後のフィードバック、アイデアソン参加まで幅広く協力。DXへの高い意識と知見を活かし、機能向上に大きく貢献いただきました。

Business Synergy Award
受賞:Kompass Accounting Co., Ltd. 様
AI-OCR機能の評価やアイデアソン参加を通じて機能向上に貢献。現在はその知見を活かし、全社規模でのAI-OCR活用と業務効率化をご推進いただいております。
第2部:戦略ワーキンググループ
◆新会員ご挨拶
PT Asahi Networks Indonesia様が新たにコンソーシアムにご加入いただきました。

同社はジャカルタ南部に拠点を置き、50名超の従業員と日本人5名(うち会計士2名)の体制で日系企業を支援されています。
特にジャパンデスクは計7名の手厚い体制を構築しており、現地の会計・税務・法務・ビザ関係の広範な実務サポートにおいて強みを持たれています。
グローバルでの不確実性が高まる中、現地に深く根ざした専門家との協働を重視し、このたびコンソーシアムの新たな強力なパートナーとして加わっていただきました。
今回の連携により、コンソーシアムの総合力としてインドネシア進出企業のバックオフィス体制をより強固に支援してまいります。
◆10周年の振り返り
2016年11月の第1回GLASIAOUS戦略ワーキンググループ開催から、今年で10年の節目を迎えました。コロナ禍での業務推進の困難を乗り越え、GLASIAOUS Nextの開催、2021年のDX・高付加価値をテーマとした情報交換会など、会員の皆様との歩みを重ねてまいりました。 2023年7月のGLASIAOUSコンソーシアムDay(総会)では、アフターコロナによるグローバルビジネスの再開やIT/AI技術の急速な普及といった環境変化を背景に、新ミッション「IT技術とコンソーシアムの総合力によるグローバル企業への提供価値の創造」を策定し、「GLASIAOUS 3.0」として新たなフェーズへと踏み出しました。「GLASIAOUS 3.0」では、これまでのB-EN-G対各会員という個別のつながりから、会員同士が相互につながり協業・価値創出を目指す形への進化を掲げています。 次の10年に向け、コンソーシアム内の連携・協業強化と新たな価値の創出を、会員の皆様とともに推進してまいります。
◆ビジネスマッシュアップ ワークショップ
「GLASIAOUS 3.0」の実現に向け、会員企業の強みを掛け合わせて新たなコラボレーションを探る「ビジネスマッシュアップ」を実施しました。
ワークショップでは4つのチームに分かれ、AI時代における経営人材の要件定義や、M&A実行フェーズにおける専門人材マッチングプラットフォームの構築など、業界共通の課題解決に向けた具体的なアイデアが交わされました。
また、ローカルスタッフの教育施策や固定資産管理・保険整備による業務品質向上、さらにはネットワークを活かした高コストパフォーマンスな監査体制の提供など、多角的な議論が展開されました。
約40分間という限られた時間の中で、各社の強みを活かしたワンストップな顧客支援と、コンソーシアム全体のシナジーを最大化する実務的なアプローチが多数提案される有意義なセッションとなりました。 


◆分科会活動報告
①「外向きに新しい価値の創出」
愛媛県の地域金融機関と新たな事業展開に向けた検討を重ね、これまでのプロセスから得られた貴重な知見を共有しました。地域企業の海外展開やDX推進を支える上でローカル金融機関とのネットワーク構築は極めて重要なため、今後はアプローチ方法の見直しを図ります。次回の戦略ワーキンググループでも本件を引き続き重要議題として扱い、具体的な連携の形を模索してまいります。
②「GLASIAOUS機能の理解・利用促進」
JCアカウンティング様とBDO税理士法人様間で情報交換会を開催し、AI-OCRの活用効果やFBデータ生成による支払い業務の効率化について議論しました。さらに、IFRSと日本基準の併用時におけるレベル別管理や、生成AIの業務活用といった先進的なトピックについても活発な意見交換が行われました。今後もこうした会員間の知見共有を通じて、GLASIAOUSを活用した業務効率化とサービス品質の向上を推進してまいります。
③「AIによる業務改善」
2・3月に開催したAI分科会にて、会計事務所の現場の実情に基づいたアイデアから、特に実現性と効果の高い「売掛金消込業務の自動化」に着目しました。これに伴い、6月にはBDO税理士法人様へのヒアリングを実施し、業務に即した具体的なニーズの洗い出しを行いました。今後も継続的なヒアリングを通じて、実務の劇的な効率化に直結する機能開発の検討を進めてまいります。
今後の予定
◆ワーキンググループ開催スケジュール
戦略ワーキンググループ(事業戦略面での意見交換会)
- 次回:2026年10月16日(金)
- 以降:3ヶ月ごと(1月、4月、7月)
機能ワーキンググループ(GLASIAOUSの機能理解促進およびサービス強化に向けた会合)
- 日本語版:2026年秋頃予定
- 英語版:検討中
おわりに
本イベントには会場・Web合わせて多数の会員様にご参加いただき、活発な議論と情報交換が行われました。GLASIAOUSコンソーシアムは今後も会員様の海外展開支援とビジネス発展に貢献してまいります。
会場参加の皆様には引き続き懇親会にご参加いただき、さらなる情報交換やネットワーキングの機会となりました。
GLASIAOUSコンソーシアムに興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせよりご連絡ください。
グローバルビジネスの成長機会を共に創造していきませんか。
