6月下旬、日本政府がベトナムを含む4か国とのビジネス往来の検討を行って
いるとの報道があり、本件につき、日本に居られる顧客様からお電話でお問い
合わせをいただきました。関心の高さが伺えます。ベトナムに駐在する日本人
にとっても日本帰国は関心事であり、懇親会の席などでは必ずと言ってよいほ
ど日越往来可能時期の話題に上ります。
このような中、6月25日から27日の3日間に440名ほどの日本人がベトナムへ
入国しました。いずれもビジネスのための渡航で、ベトナム当局指定のホテル
に14日間隔離され、指定ホテルの滞在費等を含めた渡航費用は、40万円ほどに
なるとのことです。ちなみに、あるレストランで5月に日本から渡越された方
と偶然隣り合わせ、隔離中のお話を聞くことができました。隔離場所に指定さ
れたホテルは、リゾート地にあるホテルで眺めも良かったらしいのですが、室
外へ出ることは許されず、部屋のバルコニーにも出ることはできなかったそう
です。朝晩の検温があり、食事は三食ベトナム料理でかなりストレスが溜まっ
たとのことでした。
私の駐在するベトナムにおけるコロナウィルス流行状況ですが、ベトナム国
外から入国する者から新規感染者は検出されるものの、国内での新たな感染は
なく、すっかりコロナ以前の状況に戻っています。そして、ベトナム人のコロ
ナウィルスに対する恐怖心は日本人の想像を超えています。このような状況で
は、1日の新たな感染者が100人を超える(7月2日は194人)日本からの訪越者
をベトナム人は歓迎しないでしょう。大衆の意向は、ベトナム政府当局の決定
に大きく影響します。ワクチン等が開発されていない状況では、日本もベトナ
ム並みとは言わないまでも、新規感染者数0の日が連続1ヶ月以上などの状況に
ならなければ、日越往来の可能性は見えてこないのではないでしょうか。なお、
7月2日現在、ベトナム航空は8月末まで、ベトジェットは9月15日まで日本発着
の全便の運休を決定しています。