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シンガポール 自社で導入

【導入事例】導入支援なしでもスムーズに 日本とシンガポールの会計基盤を 低コスト・短期間で統一/トレノケートホールディングス株式会社

トレノケートホールディングス株式会社

世界24の国と地域でIT人材育成事業を展開するトレノケートグループのホールディングス会社であるトレノケートホールディングスは、グループの海外拠点拡大に伴い、多通貨管理における課題や日本本社・シンガポール拠点において従来のシステムの機能不足による業務の非効率が課題となっていた。そこで、ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)の多言語・多通貨対応のクラウド型国際会計&ERPサービス「GLASIAOUS」を採用。旧来のオンプレミス型システムから脱却し、外貨換算の自動化や場所を選ばない業務環境を構築することで、経理業務の正確性と効率性を向上させた。

導入前の課題
  • 従来のシステムは、多通貨管理に未対応のため、外貨換算を手作業で行う負担があった。
  • オンプレミス型で特定のPCでしか作業できず、柔軟性が低かった。
  • 他システムとの連携ができず、非効率でミスが発生しやすかった。
  • 債権・債務管理機能がなく、売掛買掛やエージング管理はシステム外で作業していた。
導入後の効果
  • 外貨換算が自動化され、作業工数が減り、月次決算が短縮された。
  • クラウド型へ移行し、どこからでも会計処理が可能になった。
  • 他システムと連携し、業務が効率化され、必要な情報がすぐに見られるようになった。
  • 債権・債務管理機能で、売掛買掛の消し込みや残高管理がシステム内で完結できるようになった。
GLASIAOUSを選んだ理由

キーワード:多通貨・多言語対応/脱オンプレミス/自社導入(QuickStart活用)/IT導入補助金活用/外貨換算の自動化/債権債務管理の統合/月次決算早期化/クラウド化

 

グローバル展開に不可欠な「多言語・多通貨対応」と「クラウド基盤」を前提に、IT導入補助金の活用による初期コストの大幅な抑制や、直感的なUIと導入支援ツール「QuickStart」により、自社で短期間に導入・定着が可能であることも採用の決定打となった。

導入事例インタビュー

自社導入でコストを抑えて2か月で利用開始
多言語多通貨基盤で月次決算が1~2日短縮
グローバル企業を悩ませた「多通貨管理」とオンプレミス型システムの限界

IT人材育成事業を主軸に世界24の国と地域で事業を展開するトレノケートグループのホールディングス会社であるトレノケートホールディングスは、グループが積極的に海外展開を進める中で、会計業務の非効率が問題となっていた。
最大の課題は「多通貨管理」であった。日本本社とアジア事業の主要拠点であるシンガポール拠点は、当時同じオンプレミス型のシステムを使用していたが、多通貨に対応しておらず、基本的な機能しか備えていなかった。そのため、日本本社は日本円(JPY)、シンガポール支店はシンガポールドル(SGD)と、異なる基軸通貨で記帳しつつ、最終的には日本円で合算して財務諸表を作成する必要があった。
「従来のシステムには債権・債務モジュールが存在しなかったため、すべての取引を仕訳入力で直接処理し、入金消込からエージング(債権年齢)管理まで、システム外で手作業を行っていました」と、当時の状況を管理本部の岸野氏は振り返る。そのため、現地通貨での記帳データを一度出力し、手作業で通貨換算を行わざるを得なかった。
売掛金や買掛金の管理といった重要業務がすべてシステム外の手作業に依存していたため、担当者の負担は大きく、ヒューマンエラーのリスクとも隣り合わせだった。また、特定のPCでしか作業ができないオンプレミス環境は、柔軟な働き方を阻害する要因ともなっていた。グローバル展開が加速する中、これらの「手作業」と「場所の制約」からの脱却は急務であった。

決め手は、多言語・多通貨対応を前提に
コストを抑えて2ヶ月でセルフ導入

新システムの選定にあたっては、「多言語・多通貨対応」が必須条件であった。
インターネット検索で候補を絞り込む中で、GLASIAOUSが有力候補として挙がった。選定の決定打となったのは、グローバル対応機能に加え、「他システムとの連携のしやすさ」と「セルフ導入でコストを抑えられること」、そして「IT導入補助金の活用」であった。


将来的にグループ会社へ展開し、拠点間データの合算などを見据えた際、GLASIAOUSは、各拠点の業務内容や成長段階に合わせて必要なパッケージを柔軟に選択・追加・連携できるクラウド基盤である点が大きな魅力だった。また、B-EN-Gが提供する導入支援ツール「QuickStart」を活用すれば、詳細な設定マニュアルと導入の流れを可視化した動画を参照しながら、専門的なサポートを受けずとも自社主導でシステム設定を完結できる。導入しやすい価格帯に加え、IT導入補助金を活用して導入コストを抑えられる点も採用の決め手となりました」と岸野氏は語る。

 

実際の導入プロセスでも、QuickStartは大きな役割を果たした。「提供された動画で導入の全体像を把握し、詳細なマニュアルで『どの項目を設定すればどう反映されるか』を確認しながら進めることで、自社での設定作業もスムーズに完遂できました」と岸野氏は評価する。
さらに、担当者の劉氏は「詳しい操作説明がなくても次の操作が想像できるため、直感的に操作できて使いやすい」とインターフェースの直感性を高く評価している。こうしたセルフ導入の取り組みにより、問い合わせを最小限に抑えながら、導入決定からわずか2ヶ月という短期間でのシステム移行を実現した。

 

外貨自動換算と債権債務管理のシステム内完結で、月次決算が1〜2日短縮 

GLASIAOUSの導入は、現場の業務フローに大きな変化をもたらした。最も大きな成果は、月次決算の早期化である。
以前は手作業で行っていた外貨換算が、システム上で自動化されたことにより、確認や修正にかかる手間が大幅に削減された。経理担当の尾山氏は、「以前は、入力や換算にミスがあった際、原因を特定する作業に多大な時間を費やしていました。GLASIAOUS導入後は、仕訳ごとに自動で外貨換算が行われるため計算ミスがなくなり、修正や確認にかかる手間が大幅に削減されました」と、その効果を実感している。
また、債権・債務管理もシステム内に統合された。仕訳データから直接、債権・債務のスケジュール情報を作成できる機能を活用することで、消込作業や残高管理がGLASIAOUS内で完結するようになった。これにより、二重管理が不要となり、リアルタイムで正確な数字を把握できる体制が整った。これらの効率化により、月次決算の作業日数は1~2日短縮されている。
さらに、他システムとの連携面でも効果を発揮している。毎月1,000件以上に及ぶ為替データのCSV取り込みもスムーズに処理できるようになり、周辺業務のストレスも解消された。経理担当の石橋氏は、「他社のシステムでは、ファイルのバージョンやフォーマットが少し異なるだけで取り込みエラーになることがありましたが、GLASIAOUSは柔軟性が高く、大量の為替レートデータもスムーズに一括で取り込めます」と評価している。


グループ拡大を見据えて管理連結強化とセントラル管理への期待 

導入から安定稼働を経て、トレノケートホールディングスは次なるフェーズを見据えている。
短期的には、GLASIAOUSのグループ管理機能やデータレベル機能を活用し、単純合算や通貨換算といった管理会計レベルの合算処理をシステム内で完結させる構想がある。これにより、迅速に統合された財務数値を把握できる体制を目指している。
そして長期的には、各拠点の自律的なオペレーションを尊重しつつ、グローバルで統一されたガバナンスを効かせた一元管理を実現すること。世界中のIT人材育成を支えるトレノケートホールディングスのさらなるグローバル成長を支える会計基盤として、GLASIAOUSはその重要な役割を果たしていく。

 

クライアント情報
トレノケートホールディングス株式会社
創  業 2017年10月5日
事業内容 IT技術教育およびビジネススキル教育を中心とした人材育成業務の統括

トレノケートグループは、ITおよびビジネス分野のIT人材育成ソリューションを提供しています。世界24ヶ国で30年以上にわたり事業を展開し、AWS、マイクロソフト、Google、シスコなどの主要ITベンダーの認定トレーニングから、高度IT人材の育成、ビジネススキル教育まで、幅広い専門性を備えて、激変するビジネス環境における企業の競争力強化を支援しています。米Training Industry 社のTop 20 Training Companies に複数年連続選出されるなど世界基準の教育品質を誇り、企業のDX 推進と高度ITプロフェッショナル人材の育成をグローバルに提供しています。

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