クラウド型国際会計＆ERPサービス「GLASIAOUS」(グラシアス)において、通信データの圧縮技術やUI/UXの改善により、わずか2Mbpsの通信速度でも快適なSaaS利用を実現しました。これにより、国や使用環境など回線が細いエリアでも快適なサービス利用ができるようになりました。

＜海外でのSaaS利用における課題＞

コロナ禍を経てリモートワークの普及や業務のデジタル化が加速していますが、チャットやWeb会議などインターネットを通して業務を行う機会が増えたのではないでしょうか。デジタル化が加速する昨今、多くの企業が業務においてクラウド(SaaS)サービスを選択されていますが、企業の大量データをやり取りするためにはインターネットの通信速度は業務において切り離せない問題となっています。

特にインターネットのインフラが整備不十分な海外では、クラウドサービスを利用する際に業務効率の面で影響を与える場合もあります。

海外でのインターネット通信事情は？

インドのホテルでインターネットの速度検証したところ、ダウンロードのスピードが約8Mbps、アップロードのスピードが約9Mbpsでした。日本のオフィスでは、70～100Mbpsほどですので、回線スピードについては大きな差があります。

Ping値はインターネットのレスポンス速度を表していますが、「36ms〜50ms」程度が標準的な数値と言われています。

この数値が高いと特にWeb会議や動画を視聴する際は、画面や音声のガタつきが発生しやすくなります。

【GLASIAOUSの稼働が確認されているエリア、使用形態とインターネット速度測定値】

（インターネット速度測定値：https://speedtest.gate02.ne.jp/）

海外でのGLASIAOUSの処理速度

インドに会計事務所を持つ、日本経営インド様にお話を伺いました。

「インドの通信環境について、デリーなどの都市部ではそれほど問題に感じていません。ただ、場所により回線スピードが遅い地域や選択しているネットワーク次第では遅い場合があります。Web会議でも動画が途切れてしまったり、フリーズしてしまうことは度々あります。

インドでGLASIAOUSを日常業務で使っていますが、処理速度については、遅いと感じることはなく問題なく使えています。」

また、ベトナムでテザリングをした状態（回線速度2Mbps程度）でGLASIAOUS操作を行ったところ

日本での操作感とほぼ変わりなくスムーズに操作ができました。

実際の操作動画については以下の動画をご覧ください。

＜回線速度2Mbps程度での操作動画＞

＜快適なクラウド環境の実現＞

GLASIAOUSでは様々な工夫を行っています。

①通信データの圧縮技術を用いることで、通信量を押さえ、短時間でページの読み込みができるようになっています。

②必要最低限の項目を表示する画面レイアウトにすることで、画面表示の速度を向上できます。

③UI/UXの分析を行い、ユーザが少ない手順で操作できる設計を採用しています。

　例）・テキスト入力によるマスタの絞り込み

　　　・検索画面からのドリルダウン

これらの工夫により、回線が細い地域でもスムーズな利用が可能です。

GLASIAOUSでは世界中どこでもユーザが快適に利用できるクラウドサービスとして、さらなる改善を行ってまいります。

「GLASIAOUSで実現できること」「機能詳細を知りたい」

「実際の操作画面見たい」方は、是非お気軽にご相談ください。

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