
11月となり、年末年始あるいは旧正月休暇での日本への一時帰国を検討されている駐在員の方も多いと思います。今回は、中国から日本入国時の手続きについて、取り上げたいと思います。
1.入国の際に必要な証明書
下記2つのいずれかの証明書が必要となります。
1)世界保健機関(WHO)の緊急使用リストに掲載されているワクチンの接種証明書(3回)
→ 対象となるワクチンに中国製ワクチンも含まれています。下記HPにて御確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/border_vaccine.html
※なお、中国製ワクチンの証明書は、微信のミニプログラム「防疫健康码国际版」にて取得する必要があるので、ご注意ください。「健康码」等の表示は認められません。
2)出国前72時間以内に受けた検査の陰性証明書
→ 所定フォーマットによる証明書が必要です。中国語の所定フォーマットは下記HPにて御確認ください。
https://www.mhlw.go.jp/content/000912363.pdf
2.日本入国時の検疫措置
※厚労省HPより
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00209.html
質問票への回答が必要です。
有効なワクチン接種証明書 | 入国時の検疫措置 | |||
---|---|---|---|---|
出国前検査証明書 | 質問票 | 到着時検査 | 入国後待機 | |
あり | 不要 | 必要 | なし | なし |
なし | 必要 |
質問票への回答が必要です。
3.ファストトラック
ファストトラックを利用することで、上記質問票への回答を行い、入国時の手続きを簡略化することが可能です。入国日によって対応方法が異なります。
Visit Japan Webサービスを利用することになります。
https://vjw-lp.digital.go.jp/
手続き方法については、上記HPを参照ください。いずれも、事前に申請することが可能であり、渡航前に手続きをしておくと安心です。
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