これまでベトナムに入国するには入国前に入国承認申請や入国後14日間、政府指定のホテルでの隔離が必要など、ハードルが非常に高い状況でした。2022年に入ってから航空会社の定期便の再開とともに入国条件の一部条件が緩和されました。今回は大きく変わった3点を説明させていただきます。
まず、条件を満たしている場合、入国前の入国承認申請が不要となりました。今まで、入国承認の取得に1か月程度申請期間が必要でしたが不要となりました。なお、すでにベトナムの短期滞在証明書(レジデンスカード)または有効なビザを保有していることが条件ですので、新規赴任や短期出張の場合は引き続き入国承認申請の対象となります。
また、航空券を定期便で予約した場合、航空会社へ入国書類の事前提出が不要となりました。今まで特別便しか運航しておらず、搭乗日の9日前までに航空会社へ入国書類の提出が必要でした。なお、定期便で予約した場合、特別便での予約よりも料金を抑えられる場合があります。
最後に、隔離期間が14日間から3日間の隔離と11日間の健康観察期間となり、政府指定のホテルでの隔離だけでなく自宅等でも可能になりました。入国にあたっての一番のハードルであった箇所かと思います。
以上、今年から変更となった入国措置に関して説明いたしました。最新の入国状況に関しては現地の専門家に確認することをお勧めいたします。
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