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GLASIAOUS(グラシアス)のERP機能をご紹介~業務・会計情報をグループで一元管理~

コラム お役立ち資料
2022.02.15

昨今、様々な企業で導入されている「ERP」は「Enterprise Resource Plannning(企業資源計画)」の略称であり、「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」を適切に分配・有効活用し、企業の業務を一元管理するシステムを指します。現在、日本国内でも多くの企業でERPシステムが導入されていますが、長引くコロナウィルスの影響により海外拠点についても「本社から業務・会計情報を管理したい」と導入を検討している方も多いのではないでしょうか。

 

一方で、当然ながら海外拠点では、本社企業とは異なる事業展開や商習慣を持っているため、本社用にカスタマイズされたERPシステムを適応させようとすると現地の業務と大きなギャップが生じます。また、海外事業は経営戦略の変更や経済市場の変化により早期撤退となるリスクがあるため、海外拠点を増やすたびに本社と同等のERPシステムを導入するには投資対効果が低くなる可能性があります。

 

そこで、本稿ではクラウド型国際会計・ERPシステムのGLASIAOUS(グラシアス)の「クラウド」「多言語多通貨対応」のメリットを活かし、上記の課題を解決しながら海外拠点の管理を効率化する方法をご紹介いたします。

 

 

1.クラウド型国際会計ERPサービスGLASIAOUS(グラシアス)とは

33ヶ国・1,400社超の実績をもつクラウド型国際会計&ERPサービスです。多言語・多通貨・多基準に対応し、記帳代行からグループ経営管理まで幅広くご利用いただいているシステムです。会社規模や業態に合わせて、「1.アウトソーシングやモニタリングによる現地の見える化」「2.専門家の支援を受けながら自計化」「3.クラウド会計・ERPとしての利用」など様々なプランで幅広くお使いいただいております。

 

※GLASIAOUSの特徴はこちら

 

今回は、その中でも「クラウドERP」としての機能について詳しくご紹介いたします。

 

2.GLASIAOUSのERP機能(販売購買在庫機能)とは

GLASIAOUSでは、海外現地法人の販売・購買・在庫状況を”いつでも・どこからでも”確認いただけます。売上/仕入/在庫から自動的に仕訳が作成され、日常オペレーションの中にGLASIAOUSを組み込むことでタイムリーに受注や売上等の確認、実業務に紐づいた正しい会計記帳を実現します。

 

 

3.受発注から在庫管理、出荷・売上まで一元管理

<①受注入力>

・受注承認機能により、内部統制を強化

・見積機能を利用することで「見積→確定受注」のオペレーションを実現

・予備項目を利用することで、セグメントや原産国など必要な情報を管理

 

 

<②発注入力>

・発注承認機能により内部統制を強化

・GLASIAOUSから発注書(PurchaseOrder)を7か国語で出力可能

・直送時に受注から展開して発注を作成

<③入荷・仕入>

・仕入承認機能により内部統制を強化

・検収基準時に「入荷→仕入」を分けることが可能

・分納や複数発注をまとめて入荷/仕入を作成

・自動的に在庫数量/評価額を計上

 

<④在庫管理>

・倉庫/ロケーション/ロット番号毎の在庫数量管理

・FIFO/移動平均/月次総平均/標準原価法による在庫評価額の算定

・製造実績入力機能「BOM(部品表)」を利用した実績計上

 

 

<⑤受注残管理(発注残管理)>

・自由度の高いレポート機能により任意の軸で受注情報を管理

・在庫引当機能を使えば、在庫に対する出荷予約が可能

・納期の一括更新機能

<⑥出荷・売上>

・売上承認機能により内部統制を強化

・GLASIAOUSから各国要件に則した請求書(INVOICE)を出力

・分納や複数受注をまとめて売り上げを作成可能

・タイムリーに売上実績/売上粗利を参照

 

4.こんな企業にGLASIAOUSのERP機能がおすすめ!

 

ケース① Excelで業務管理をしている/業務と会計が別の仕組み

会社設立時は取引量も多くない為、Excelで業務情報・会計情報の管理をするケースは非常に多く見られます。この場合、どのExcel情報が最新なのか分からなくなることや、月次の集計管理をする際に別途Excel情報を集めることによる作業が煩雑になってしまい、月次締めのたびに多くの人手を要します。

 

また、会計の仕組みを先行して導入し、その後、別の業務管理(売上や在庫管理)の仕組みを導入するケースでも、業務データとは別に会計記帳を行うため、転記ミスや抜け漏れが発生してしまうリスクを排除できません。

 

このようなケースでは、GLASIAOUSのERPをご利用いただく事で、イニシャルコストを抑えて、業務基盤のERP化、クラウド化が可能です。

 

 

ケース② 新規上場(IPO)を目指している

IPOを目指している場合、会計情報として表に出す数値に経営者が責任を持つ必要があります。主には会計記帳の「実在性(仕訳計上された内容が実態の業務として存在するか)、網羅性(すべての業務が会計計上されているか)、正確性(正しい内容で仕訳計上されているか)」を担保したり、適正な内部統制が有効に機能している事を証明しなければなりません。

 

このようなケースでも、GLASIAOUSのERPをご利用いただく事で、適時の承認機能や実在性・網羅性・正確性の担保など、イニシャルコストを抑えて、業務基盤のERP化、クラウド化が可能です。

 

ケース③ 日本や海外のグループ会社の仕組みがバラバラ

日本・海外グループ会社の規模や業務内容、地域特性によって異なる仕組みを利用している場合、HQ(ヘッドクウォーター)に報告される様式が異なり、またHQ側から業務内容の確認を行う事は非常に困難です。

 

このようなケースでも、GLASIAOUSのERPをご利用いただく事で、各法人の業務規模や実態に合わせて、グループ内で統一した業務基盤の整備が可能になります。GLASIAOUSでは各国の税制や商慣習に対応可能な為、海外グループ会社での基盤利用も可能です。

 

お気軽にお問合せください

以上、GLASIAOUSのERP機能についてご紹介いたしました。

「より具体的な機能を知りたい」「システム画面を実際に見てみたい」「自社の業務に対応できるか確認したい」方は、下記よりぜひお気軽にお問い合わせください。

個別面談も含め、喜んで対応させていただきます。

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