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中国におけるワクチン接種の状況
コラム
2021.06.03
中国におけるワクチン接種の状況

 中国においては、18歳~59歳の現役世代を中心にワクチン接種が進められて
います。
上海市では5月23日時点で1,200万人が少なくとも1回は接種を受けています。
北京では1,600万人が接種をうけています。

 

 4月から、北京・上海をはじめ多くの都市で、外国籍個人も希望者はワクチン
接種が可能となっています。
接種については、会社単位で、所在地区ごとに個人リストがまとめられている
ことが多く、接種希望者はそこで予約をして、接種する流れとなっています。
また、5月に入り、エリアごとで臨時の接種会場が設置され、希望者が接種できる
環境が整えられつつあります。
費用は社会保険加入者であれば、無償、非加入者であれば、100元前後となって
います。なお、副反応は自己責任となっています。
現在中国において接種可能なのは、中国製のワクチンのみという状況です。

 

 今後の流れ次第ですが、駐在員は様子見という方が多いのではないでしょうか?
そもそも、中国における多くの地域において、罹患患者の発生が極めて限定され
ており、罹患リスクが決して高くないことに加え、ワクチンへの信頼度が醸成さ
れていないことや、新型コロナウイルスへの対策という以外に、ワクチンをうつ
メリットがまだ明確になっていません。一方で、副反応がでた場合の自己責任で
対応を余儀なくされるというデメリットがあるためです。

 

 とはいえ、ワクチンの接種が進む中で、今後、ワクチン接種が中国国内移動の
制限を回避する方法となる可能性もあるため、出張が多い方を中心に、接種を
前向きに検討している方が増えている印象です。

 

 さらに、中国人社員のワクチン接種への対応も考慮する必要があります。
自社内のリスク低減のためには、自社内でのワクチン接種率が高いことが望まし
いのですが、中国人社員においても、上記駐在員同様、現時点における中国産
ワクチンへの信頼度の低さからあまり積極的でない可能性もあります。
そのような場合にどのように対応すべきか、働きかけ方を含め、事前に検討して
おくことが望ましいと思われます。

 

 世界で検討が始まっている「ワクチンパスポート」という形で、海外往来の
際の2週間隔離が回避できるというメリットが生まれれば、状況は大きく変わ
る可能性があります。
もちろん、その実行に際しては、それぞれの国でどのワクチンが対象となるか
すり合わせを行う必要があるため、時間がかかる可能性はありますが、渡航の
自由を回復するために、その実現が待たれる状況です。


役立つ情報をお送りします

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