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国際観光旅客税について
コラム
2020.10.22
国際観光旅客税について

 平成31年1月7日以降に、国際線の航空券を購入して、日本から出国する旅行
客は、航空運賃と合わせて1人あたり「1,000円」を、徴収されていた事をご存
知でしょうか。

 

 これを国際観光旅客税といい、納付方法は、航空会社等がチケット代金に上
乗せする等の方法で納付する事となっています。この国際観光旅客税は外国人
観光客が帰国の際に出国する場合だけでなく、日本人が海外旅行として出国す
る場合にも課税対象となります。

 

 国際観光旅客税の概要は次のとおりです。

 

【概要】
●納税義務者
 船舶又は航空機により出国する旅客

●非課税等
・不課税 
1.船舶又は航空機の乗員
2.強制退去者等
3.政府専用機等により出国する者
4.出国後、天候その他やむを得ない理由により外国に寄港することなく本邦
  に帰ってきた者

・非課税
5.乗継旅客(入国後24時間以内に出国する者)
6.天候その他やむを得ない理由により本邦に寄港した国際船舶等に乗船
  又は搭乗していた者
7.2歳未満の者

・免税
8.日本に派遣された外交官、領事官等(公用の場合に限る)
9.国賓その他これに準ずる者
10.合衆国軍隊の構成員及び国連軍の構成員等(公用の場合に限る)
 (注) 8、9は相互主義による。

 

●税率
 出国1回につき1,000円

 

●徴収・納付 
1.国際旅客運送事業を営む者による特別徴収
 (国際旅客運送事業を営む者の運送による出国の場合)
  国際旅客運送事業を営む者は、旅客から徴収し、翌々月末までに国に納付
 (注)国内事業者については税務署、国外事業者については税関に納付
2.旅客による直接納付(プライベートジェット等による出国の場合)
  旅客は、航空機等に搭乗等する時までに国(税関)に納付

 

●適用時期
 平成31年1月7日(月)以後の出国に適用
(同日前に締結された運送契約による国際旅客運送事業に係る一定の出国を除く)
 
 今回、ご紹介した国際観光旅客税は、観光庁の「国際観光旅客税の使途に関
する基本方針等について」によると主に下記の3つの分野に財源を充当してい
ます。
 
(1)ストレスフリーで快適に旅行できる環境の整備
(2)我が国の多様な魅力に関する情報の入手の容易化
(3)地域固有の文化、自然等を活用した観光資源の整備等による地域での体験
  滞在の満足度向上

 

 国際観光旅客税は、外国人旅行者が日本で快適に過ごせるように、満足度が
向上するようにと創設されました。新たな税金の創設となると、ネガティブな
印象を持ってしまいがちです。しかし、どのような目的で創設された税金なの
かを把握しておく事で、身近なところで起こった変化に気付くきっかけとなれ
ば幸いです。


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