ロゴ - GLASIAOUS

トピック

感染拡大にともなうベトナム政府対応について(コロナウイルスによる新型肺炎を拡大回避する措置・対策の強化に関する公文書No. 01/CĐ-LĐTBXH)

2020.02.13
AGS

 ベトナム労働傷病兵社会問題省大臣は、政府首相の指示に従い、2020年2月2日付でベトナム国内に所在する企業における新型コロナウイルスによる肺炎(COVID-19)の伝染拡大を防止する目的で、コロナウイルスによる新型肺炎を拡大回避する措置・対策の強化に関する公文書No. 01/CĐ-LĐTBXHを公布しました。

 この公文書に従い、原則として不要不急の集会、中国関係者やベトナム人労働者の移動の自由が一部制限されることになりました。詳しくは、下記弊社HPにて関連情報を発信しておりますのでご覧ください。

 これを受けてベトナム国内外の日系企業・団体への影響も必至で、日本からの渡航者の出張予定が続々と延期又は中止になっているケースが多くあります。また、既に今月開催予定であった各種セミナー・イベントも軒並み延期又は中止になっています。

 ハノイ、ホーチミン、ダナンをはじめ55省・市が教育施設の休校措置を16日まで延長することを追加決定したり、観光施設が一部閉鎖されたりする等、社会経済への影響は無視できないものになっています。ベトナム保健省によると、国内では12日時点で感染者15人が確認されています。幸いなことに死者はまだ確認されていませんが、中国からの帰国者1,000人以上のうち感染者と接触のあった虞のある者を隔離する等、まさに水際での攻防が各地で続いています。

【ベトナム国内の感染状況】
◇ホーチミン市(南部):3人(うち1人退院)
◇カインホア省(南中部沿岸):1人(退院)
◇タインホア省(北中部):1人(退院)
◇ビンフック省(北部紅河デルタ):10人(うち3人退院)

 感染拡大が続く中国では、感染患者数が4万4000人を超え、死亡者数も1113人となりました。これは既に、2003年に大流行したSARSの死者数(774人)をも大きく上回る規模となってしまいました。同時に、治療法とワクチンの開発競争が各国で起きていますが、未だ実用化には至っておらず予断を許さない状況が続いています。

 

なお、本内容は2月12日記事投稿時点での情報となります。

本件に関連する法令を逐次アップデートしております。

最新の法令アップデートはAGS法務部ニュースをご覧ください。

 

関連記事

【AGS法務部ニュース】最新法令のアップデート:コロナウィルスの伝染拡大

【AGS法務部ニュース】最新法令のアップデート:コロナウィルスの伝染拡大(2)

 

法務・労務サービスページ

AGSでは、会計・税務、監査のほかに設立・滞在関係、市場調査・ビジネスマッチング、法務・労務、人材紹介、営業代行、総務代行、M&Aと多岐にわたり、ベトナムビジネスをサポートしております。
AGSお問い合わせ先

本記事の執筆者
大橋 創
大橋 創

日本国弁護士
2015年司法試験合格。千葉大学法経学部法学科卒、上智大学法科大学院修了。
2017年1月よりAGSに参画し、労務案件を中心に進出後の日系企業をサポート。
担当業務
法令調査・相談、契約法務、M&A、知的財産、労務相談

AGSの他記事

PAGE TOP